AWS

AWSの解約方法(停止)について

AWSの画像

先月くらいからAWSの1年の無料枠が期限切れとなり、サービスを利用しないのに課金が発生したので解約(停止)することになりました。

今回はそのAWSの解約手順について画像付きで紹介していきたいと思います。

また解約せずに料金の発生だけを防ぐリソースの削除(データ削除)の方法についても少し触れていきます。

料金を発生させたくないだけならリソースの削除だけでOK

AWSのアカウントを解約することなく、料金の発生だけを停止させるのであれば、リソースを削除することでOKです。

リソースの削除に関しては、こちらのページ(https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/workmail/latest/adminguide/remove_resource.html)で詳しく書かれています。

AWSの解約方法(停止)の手順

AWS自体を利用する予定もない場合は、アカウントごと解約するのも手です。

まずはAWSのサイト(https://aws.amazon.com/jp/)にログインします。

AWS解約方法②

画面上部のメニューにある自分のアカウント名をクリックし、更にそこからプルダウンされた項目の中にある「マイアカウント」をクリックします。

AWS解約方法②

マイアカウント画面に移ったら画面を下にスクロールさせ、「アカウントの解約」の項目で各欄チェックを入れて、下にある「アカウントの解約」のボタンをクリックします。

AWS解約方法③

「アカウントの解約」画面がポップアップされるので、「アカウントの解約」のボタンをクリックします。

以上でAWSのアカウントが解約されます。

AWSアカウント解約時の注意点

AWSアカウントを解約したら、そのアカウントにはログインできず課金も停止されますが、サーバーはしばらく動作することがあるので、WEBサイトにはアクセス可能だったりします。

そのためセキュリティ上の問題から、解約前にEC2などを削除しておくと良いでしょう。

アカウント解約したらもう二度と再開できないのか?

アカウント解約(停止)してから90日以内であれば、AWSサポートの方に連絡をすることでアカウントを再開させることができます。

なおアカウント再開の詳しい手順については、こちらのページ(https://aws.amazon.com/jp/premiumsupport/knowledge-center/reopen-aws-account/)にて記載されています。

おわりに

無料枠の有効期限が切れる前からやらなければならないと思っていた請求引き落とし手続き。

しかし課金の発生を防ぐ方法について調べてみてもイマイチ良く分からず、結局手つかずのまま先延ばしにしていました。

そのうち「そもそも何もしなければ料金は発生しないのではないか?」と思い始めて放置してはや3ヶ月程度・・・

クレジットカード引き落としの請求を見てみたら、思いきりAWSによる課金が発生してしまってました(*_*;

金額にしては微々たるものですが、何もサービスを利用していないのに課金が発生するのは避けたいので、急遽AWSのアカウント解約に踏み切った次第です。

 

AWSの無料利用枠を利用している場合で、課金発生時期である1年後は使わないので料金の引き落としは避けたいというのであれば、早めにAWSアカウントの解約をしておくと良いでしょう。

解約手続きは上記手順のように簡単にできるので、忘れないうちにサクッとやっておきたいですね!

 

AWS登録からcloud9導入までの流れ 使い方 【初心者向け】

サイト作成の一環でCloud9を使うことになったのですが、なぜかCloud9での新規登録ができませんでした。

この理由はCloud9はつい最近AWSによって買収されていたためであるらしく、AWSで新規登録をしていなければCloud9が利用できないのだそうです。

というわけでAWS登録からCloud9の環境構築までを行おうとしたのですが、これが割と時間がかかったので、その手順について初心者の方でもなるべく分かりやすいように記載してみることにしました。

AWSのアカウント作成方法

Cloud9を使えるようにするためにも、まずはAWSのアカウント作成を行っておきます。(AWSサイトトップ:https://aws.amazon.com/jp/)

このアカウント作成自体はさほど難しくはありませんが、つまずきそうな・実際に自分が躓いた点は以下のとおりです。

  • 連絡先情報入力での「アカウントの種類」では「パーソナルを選択」
  • AWSサポートプランでは「無料」プランを選択
  • AWSへの初回コンソールログイン時に入力するのは、アカウント名ではなくメールアドレスを入力する

IAMユーザーの設定

続いてIAMを設定していきます。
このユーザー設定を行うことで権限が制限されるので安全に利用することができます。
逆にこのユーザ設定をしておらず初期のアカウントのままで利用すると危険なので、AWSを登録した後はすぐにIAMユーザーの設定をしておくと良いでしょう。

AWSでIAMを設定 ①

まずトップ画面にある検索窓から「IAM」と入力します。

AWS Cloud9 IAM設定 ②
更に「ユーザー」をクリックします。

AWSでのIAM設定 ③

「ユーザーを追加」をクリック。

AWSでのIAM設定 ④

 

「ユーザー名」のところで任意のユーザ名を入力し、あとは上記画像のようにチェックを入れて画面下の「次のステップ:アクセス権限」をクリックします。

AWS Cloud9 IAM設定 ⑤

 

「ユーザーをグループに追加」を選択した後、「グループの作成」をクリックします。

AWSでのIAM設定 ⑥

「グループ名」に任意のグループ名を記入し、ポリシー名のところには「AdministratorAccess」の部分にチェックを入れて、下の「グループの作成」をクリックするとグループが作成されます。

その後下にある「次のステップ:確認」をクリックします。

AWSでのIAM設定 ⑦

確認後下にある「ユーザーの作成」をクリックします。

 

AWS Cloud9 IAM設定

.csvのダウンロードクリック後、ダウンロードしたファイルをエクセルなどの表計算ソフトやAtomなどのテキストエディターで開きます。

するとそこにユーザー名やパスワードが記載されています。

パスワードはユーザー名後のカンマの後から3つのカンマの前までの部分になります。

その後上記のリンク先をクリックしてサインインします。

AWSでの IAM設定 ⑧

古いパスワードに先程ダウンロードしてから、エクセルやテキストエディターなどで開いたところに書いてあるパスワード(ユーザー名後のカンマの後から3つのカンマの前までの部分)を入力します。

新しいパスワードにはこれから使用していきたい任意のパスワードを入力します。

各種パスワード入力後、下にある「パスワード変更の確認」をクリックしたら、IAMの設定は完了です。

Cloud9のセットアップ

続いてCloud9のセットアップを行っていきます。

Cloud9のセットアップ方法①

まずトップ画面上部にある検索窓に「Cloud9」と打ち込んで検索します。

Cloud9のセットアップ方法②

「Create environment」をクリックします。

Cloud9のセットアップ方法 ③

「Name」の部分にワークスペースの名前を入力します。名前は開発したいものや用途に合わせて分かりやすいように名付けると良いでしょう。

下の箇所はその説明文の入力欄ですが、これは入力しなくても構いません。

名前の入力を終えれば、下にある「Next step」をクリックします。

Cloud9のセットアップ方法 ④

「Configure settings」では初心者の方だと上記のようにデフォルトの設定で良いです。

画面下にある「Next step」をクリックします。

Cloud9のセットアップ方法 ⑤

画面下にある「Create environment」をクリック後2~3分経ったら、ワークスペースが完了となりCloud9のセットアップは完了です。

お疲れ様でした!