将棋ウォーズの棋力レーダーで戦術力が低い場合の上げ方は?

棋力レーダーチャート
将棋ウォーズの棋力の指標となる「棋力レーダーチャート」。
これは「攻撃力」「守備力」「芸術力」「早指力」「戦術力」「終盤力」の6つから構成されており、その個人の棋力を測る上での一つの目安となります。

この棋力レーダーなんですが、巷ではどうも「戦術力」や「終盤力」が低いといった場合が多いようです。

 

ではこれらは果たしてどうしたら上げることができるのでしょうか?

ちなみにそれぞれの6つのステータスは下記のようなことを示していると言われています。

ステータス 内容
攻撃力 相手の陣地で駒を動かした回数
守備力 自分の陣地で駒動かした回数
芸術力 非定跡手順で勝った数
早指力 いかに素早く指しているか
戦術力 定跡通りに指した回数
終盤力 終盤の寄せの正確さ

「戦術力」を向上させたいなら、定跡通りの対局を指し続けることがステータスアップにつながるようです。

将棋ウォーズでの具体的な戦術力の上げ方

戦術力を上げるうえでは定跡型で対局を重ねるのが重要だとされているので、そもそも将棋の定跡というものを理解していなければいけません。

なので戦術力を上げるためには、まず大前提として定跡の勉強をする必要があります。

下記は初心者の方にとっておすすめな、あの羽生名人著の定跡本です。

またこうした書籍以外でもパソコンソフトで定跡を学ぶことができるようです。

ソフトだと書籍の活字を読む傍ら実際に将棋盤上で駒を動かして確認するといったことも不要な分便利そうですね。

 

ちなみに相手の戦法に対して有効的な定跡で戦えば、戦術力も上げやすいと考えられるので、その対局時に推奨される戦法や陣形について大まかに把握しておくと良いでしょう。

対局の組み合わせ おすすめ戦法 おすすめ陣形
居飛車(自分)vs居飛車 棒銀、矢倉、角換わり腰掛銀、横歩取り 矢倉
居飛車(自分)vs振り飛車 急戦策 舟囲い、左美濃、穴熊
振り飛車(自分)vs居飛車 中飛車、四間飛車、三間飛車、向飛車 美濃囲い、穴熊
振り飛車(自分)vs振り飛車 中飛車、四間飛車、三間飛車、向飛車 美濃囲い、穴熊、金無双

また将棋ウォーズでは各種定跡・戦法が成功した際にエフェクトが発生するので、そうしたものも少し参考にできるかもしれません。

ちなみに終盤力の上げ方は?

終盤力は棋力に比例すると言われているようですが、具体的な上げ方としては下記の方法が有効的だとされています。

  • 詰将棋を解く回数をこなす
  • 寄せの手筋学ぶ

 

詰将棋を解く回数をこなす

詰将棋は終盤力を含め棋力を向上させるうえで非常に効果的であると言われています。

初心者の方だと一手詰や三手詰めなど簡単なものからスタートしていくと良いと言われていますね。
この時例えば三手詰めでも難しい問題ではなく、あくまで易しいなものから着手して一つ一つ身に着けてモノにしていくと良いそうです。

詰将棋本としては大体浦野真彦八段著の「詰将棋ハンドブックシリーズ」と高橋道雄九段著の「実践系詰将棋パワーアップシリーズ」の2つのものが大定番の詰将棋本として多々推奨されています。

 

寄せの手筋を学ぶ

また詰みの形まで持っていく際に寄せの手筋を学ぶことが重要だとされています。
寄せの手筋を学ぶには、大定番とされる「寄せの手筋200」が多々絶賛されています。

その他詳しく解説されてある寄せの本として「寄せが見える本」も定番本として多々推奨されています。

まとめ

結局のところ将棋ウォーズで「戦術力」を上げるには、定跡通りの対局を積み重ねていくのが肝になるようです。

ちなみに対局相手も同じ定跡を理解しているようなレベルでなければ、まともに定跡で戦えなかったりすることも少なからずあるので、「戦術力」のステータスを効率的に上げるにもある程度の下地が必要となります。