マウスが勝手にクリックされる(チャタリング)の原因と解決方法 WINDOWS10

マウスのイメージ画像 パソコン関連

1回しかマウスをクリックしていないのになぜか勝手にダブルクリックされているという「チャタリング現象」。ここではWINDOWS10において、そんなマウスが勝手にダブルクリックされる現象が起きる原因と解決方法について紹介していきたいと思います。

目次

なぜ?マウスが勝手にダブルクリックされてしまう原因とは?

マウスを1回しか押していないにも関わらずダブルクリックされてしまう「チャタリング」現象が起こる原因としては主に以下のような原因があります。

  1. マウスの静電気によるもの
  2. 電池の劣化によるもの
  3. マウス内部によるもの
  4. マウスの設定が知らないうちに変更されていたことによるもの
  5. マウスのドライバーによる不具合によるもの

マウスの静電気によるもの

まずマウスが勝手にダブルクリック(チャタリング)してしまう理由として考えられるのが、マウス内に溜まった静電気によるもので、これによりダブルクリックなどの誤作動を引き起こします。

静電気による対策

静電気の対策としては、その溜まっている静電気を放出するという方法が有効的です。

放出のやり方としては、まず有線ならばパソコン本体からマウスを切り離し、ワイヤレス(無線)であればそのバッテリ・電池を取り外します。

その状態で10回前後マウスを適当にクリックします。

そして再びパソコンに取り付けたり電池を入れるなどしてマウスを使ってみると、チャタリングなどがなくなり正常に作動する可能性があります。

ちなみに私も一時期マウスが勝手にダブルクリックされたり、文章作成時に文字を上手く選択できなかったりしていたのですが、このマウスの放電作業を行うことで、一発で治すことができました。

このマウスの放電自体は簡単にできるので、マウスがおかしくなったらまず最初に試してみると良いでしょう。

電池の劣化によるもの

マウスが勝手にダブルクリック(チャタリング)してしまう原因として次に考えられるのが、気温の変化・寒さなどによる電池の劣化についてです。

電池の劣化による対策

長年充電池を使っているようなケースだと、電池の劣化によりマウスに不具合が生じてしまうと考えられるので、電池を新品のものに交換してみると良いでしょう。

マウス内部によるもの

マウス内部にほこりなどゴミが溜まった場合には、マウスが正常に動かないことがあります。

その他FPSゲームを頻繁にするような場合でマウスのボタンが劣化しているような事も、チャタリングなどの不具合の原因だと考えられます。

マウス内部が原因である場合の対策

マウス内部が汚れている場合は、分解して掃除をすると良いでしょう。

内部スイッチが劣化しているような場合は、買い替えも必要になってくるかもしれません。

マウスの設定が知らないうちに変更されていたことによるもの

これはウインドウズの設定が、何らかの理由により変更されてしまったことによって、勝手に左のボタンがダブルクリックされるようになってしまったということです。

WINDOWS10設定変更による対策

知らずにダブルクリックになるように変更されてしまった設定を、シングルクリックになるように元に戻します。

WINDOWS10でのコントロールパネルの開き方

まずは画面左下にある検索窓に「コントロールパネル」を打ち込むなりしてコントロールパネルを開きます。(ウインドウズアイコン右クリックからでも可能)

WINDOWS10でデスクトップカスタマイズの選択

コントロールパネル画面から「デスクトップのカスタマイズ」をクリックします。

シングルクリックまたはダブルクリックの指定の選択画面
デスクトップのカスタマイズ画面から「シングルクリックまたはダブルクリックの指定」をクリックします。

シングルクリックで選択し、ダブルクリックで開くの場所

「シングルクリックで選択し、ダブルクリックで開く」が選択されているのを確認します。

マウスのドライバーの不具合によるもの

マウスドライバーに何らかの不具合があれば、マウスの動作にも異常が起こり得ます。

これによる対策としては

  • マウスの左右のボタンの設定を切り替える
  • マウスを接続しなおす
  • マウスドライバーの再インストールを行う

といった解決方法があります。

マウスの左右のボタンの設定を切り替える

WINDOWS10でダブルクリックからシングルクリックに戻す設定

これのやり方としてはまず画面左下から「設定」をクリックします。

WINDOWS10でダブルクリックからシングルクリックに戻す設定でデバイス選択
更にそこからデバイスをクリックします。

マウスボタンを左右逆にする設定の画像

画面左側のメニューかあ「マウス」を選び、右側の一番上の「主に使用するボタン」を右に変更してから元に戻します。

こうしてマウスのボタンを左右逆にしてから戻すだけで、マウスの不具合が直るケースも多々あるようです。

マウスを接続しなおす

ワイヤレスマウスの場合はパソコン本体に付けているUSBを一旦抜いて再び差し込みます。

Bluetoothマウスの場合はBluetoothを切ってから再び接続させます。

マウスドライバーの再インストールを行う

WINDOWS10でデバイスマネージャーを選択

まずはパソコン画面左下にあるウインドウズアイコンを右クリック後「デバイスマネージャー」を選択します。(なければ左下検索窓から「デバイスマネージャー」と打ち込む)

マウスとそのほかのポインティングデバイスの選択

「マウスとそのほかのポインティングデバイス」をクリック後、「HID準拠マウス」が出てくるので、それを右クリックしてアンインストールします。

マウスドライバーを削除するとマウスから操作が出来なくなるので、キーボードからショートカットキー「Alt+F4」を押して十字キーで「再起動」を選んでパソコンを再起動させます。

再起動後は自動的にマウスドライバーがインストールされます。マウスドライバーが原因の場合はここで直ると思われます。

 

マウスチャタリングキャンセラによる対策

マウスが不具合になった原因が分からない場合は、「マウスチャタリングキャンセラ」というフリーソフトを使って、マウスの勝手にダブルクリックされる症状などをなくすことができます。

リンク先からマウスチャタリングキャンセラをダウンロード後、実行ファイルを解凍して「ChatteringCanceler.exe」というファイルを実行すればOKです。

これで不具合が直らない場合は、パソコン画面右下にあるタスクトレイアイコン領域に表示されているマウスチャタリングキャンセラのアイコンを右クリックしてから、設定という項目をクリックし、その設定画面にある「ボタン監視設定」で「イベントディレイ方式」及び「ハイブリッド方式」に設定して下の「OK」をクリックすると良いです。

それでも直らない場合は?

以上のようなことを試してみても直らないという場合は、マウス自体の故障が疑われるので修理に出すか、新しいマウスを購入すると良いでしょう。
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まとめ

このようにマウスが勝手にダブルクリック(チャタリング)してしまう理由と対策策としては以下のようになります。

  • 静電気:マウスを本体から切り離すか電池を抜いてボタンを10回程度押して放電させる
  • 電池の劣化:電池を新品のものに交換する
  • マウス内部の問題:マウス内部を掃除する
  • マウスの設定変更:元の設定に戻す
  • ドライバーの不具合:マウスの左右のボタンの切り替え設定、マウスの接続し直し、ドライバーの再インストール
  • 原因不明:フリーソフト「マウスチャタリングキャンセラの利用、マウスの修理、新しいマウスの購入

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