頭の良さや学習能力・仕事の能率などは個人によって違いがあるもの。
しかし基本的に普通の人であれば誰でも本来頭は十分に良く、他人から「頭が悪い」と言われたり、自分自身に対して「頭が悪い」と思い込んだりすることによって脳力の真価を発揮できていないような人も多いようです。
ここでは自分の脳力を簡単に引き出すこと出来るという、非常にシンプルなトレーニングについて紹介していきたいと思います。
目次
【ゼロ秒思考】頭がよくなるためのたった一つのシンプルなトレーニングとは?
ゼロ秒思考 頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング
頭がよくなるためのたった一つのシンプルなトレーニングというのは「メモ書き」というものです。
メモ書きのやり方について
このメモ書きのやり方はメモ(A4用紙)を横置きにして用紙の左上にタイトル、右上に日付を書いて本文を4~6行(1行につき20~30字)書くという至ってシンプルなものです。
これを1分以内で書き毎日10ページづつ書いていき、書き終わったものはタイトルのジャンル別(人間関係・仕事・趣味など)に分けて、それぞれクリアファイルに入れていくだけです。(保管したメモは3か月後くらいに処分してよいそうです)
タイトルに関しては対人関係の愚痴や仕事のことなど本当に何でもよいので素直に自分が思ったことを書いていきます。
これを実践することで頭の中がクリアになって頭が良くなっていくと言われています。
3週間も毎日継続して10ページづつ書いていけばその効果が実感できるようですね。
メモ書きの具体的な効果について
このメモ書きにより頭がよくなる、ストレスが解消される、コミュニケーション能力が向上していくといった効果が期待されます。
頭が良くなる
問題に対する疑問点などを具体的に書き上げることで頭の中が整理されます。
こうなると自分が本来やるべきことは何なのか?といったことがはっきりと分かるので、瞬間的に判断して動くことができます。
即座にやるべきことを把握できれば、仕事を始め様々なシチュエーションにおいて迅速かつ正確にアクションを起こすことが出来るでしょう。
ストレスが解消される
気分が不安になり落ち着かないような場合にもメモ書きは効果的です。
例えば人間関係で非常に理不尽なことがあったような場合に、愚痴でも何でもいいのでとにかく自分が思ったことを素直に書き出していく事で気持ちが整理されます。
気持ちが整理されれば精神的な苦痛も改善されるので、それに囚われる必要がなくなった分仕事や趣味などに気を集中させることができます。
コミュニケーション能力が向上する
メモ書きを継続することにより対人関係としては以下のような効果があると言われています。
- 今何を聞かれているのかが分かるようになる
- 聞かれていることに対してのベストアンサーが分かるようになる
- 今何を言うべきかそうでないかが分かるようになる
以上のような事がすぐ分かるようになり、何かちょっとしたトラブルが起きたとしてもそれに対する具体的な改善点が見えてきたり、悩んでも仕方のないことに対してあまり気にすることがなくなったりします。
これによりコミュニケーション能力が向上していけば仕事においても良い影響をもたらすでしょう。
頭がよくなるメモ書きの実際の効果は?
ゼロ秒思考の個人的実体験
早速私もゼロ秒思考に書かれているメモ書きを実践してみました。
といっても一日に10ページ書き続けた訳ではなりませんが、やってみて変わったところは確かにありました。変わった点は以下の通りです。
- 精神的に良くなった
- 頭が整理されてスッキリするので仕事などの能率も少し上がった
やってみて一番効果が実感できたと思ったのはやはり、書くことによって心の中のモヤモヤが消えて精神衛生的に良いという事ですね。
何か嫌なことがあった時にすぐ簡単にできるのでこの点に関しては実践できて良かったと思いました。
頭がよくなる効果に関してはそこまで実感できていませんが、仕事の時間に関しては多少全体像を意識するようになれた分、確かに少しだけスピードが早くなった気がします。
後趣味で頭脳格闘技とも称される将棋をやっているのですが、これもメモ書きのおかげか少しレベルアップできたので多少は効果はあったのかと思いましたね。
まとめ
メモ書きだけで頭がよくなるとは一見考えにくいとも思われますが、本当にこのようなシンプルなトレーニングを行うだけで仕事ができるようになったりといった例も多数あり、私自身の実体験からしてみてもある程度の効果は期待できそうです。
トレーニング自体はA4メモ用紙とボールペン、クリアファイルさえあればできてしまうので、頭を良くしていきたいという方は一度試してみてはいかがでしょうか?
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