最近巧妙化されている詐欺の種類。その最新の手口とは?

最近巧妙化されている詐欺の種類。その最新の手口とは? お役立ち情報

最近では様々な形で横行している詐欺。
最新の手口は巧妙化されていたりすることから、知識がなければ十分に引っかかってしまう可能性が考えられます。

こうした詐欺に引っかからないようにするためにも、ここでは最新の詐欺の種類・手口についてやその対策についてまとめてみました。

目次

最新の特殊詐欺

最新の特殊詐欺

特殊詐欺というのは、被害者に電話などでコンタクトを取り対面させることなく信頼させて、不特定多数のものからお金をだまし取る犯罪の一種です。

代表的なモノで言えば「オレオレ詐欺」だとか、「架空請求詐欺」といったものですね。

ここからはこの特殊詐欺の中でも、巧妙で最近被害が続出しているものについて取り上げて行こうかと思います。

新型コロナワクチン詐欺

新型コロナワクチン詐欺

新型コロナワクチン詐欺は、ワクチン接種に便乗した悪質商法のことです。
手口としては、まずスマホや電話などから「ワクチンを優先的に接種できます」「ワクチンを接種するのに予約ができます」といったことを伝えてきます。

しかしその代わりに「手数料として○○円必要です」というようにお金を要求してくるわけです。

そしていざ指定された振込先などに送金をしたら、その後連絡がつかなくなったりするのだとか。

ちなみに勧誘を行う詐欺師は、基本的に役所の職員を名乗ってくるため、その分ついつい話に乗ってしまいがちになる部分もあるのかもしれません。

しかし、役所の職員が個人に対して新型コロナのワクチン接種を斡旋することはありませんし、ましてや「優先的に受けられるようにする」などといって金銭を要求してくることもありません。

このように、電話やメールでワクチン接種の案内が来たとしたら、それは十中八九詐欺だと思われるので、くれぐれも乗らないようにしてください!

ネオ架空請求詐欺

ネオ架空請求詐欺

ネオ架空請求詐欺は、少額訴訟制度などを悪用した架空請求のことです。

少額訴訟とは?
少額訴訟とは、60万円以下の金銭の支払い請求を目的とする手続きのこと。手続きや裁判に要する期間が短くて済むのがメリット。

手口としては、まず詐欺師・グループが少額訴訟を起こします。これにより、裁判所から督促状が送り付けられます。

詐欺師は、大体の場合アダルトサイトや出会い系サイトを運営していて、その利用者に対して高額な金額を支払うように提訴するといったパターンが多いと言われていますね。

そして、これを面倒だからといって放っておくと、原告である詐欺師の訴えが通ってしまうのです。その結果不当な請求に対してお金を支払わなければならなくなるというわけです。

ネオ架空請求詐欺に対する対策

これによる詐欺の対策としてはまず、その督促状が本物であるかどうかを確認する必要があります。それを見極めるためにも、その書類の送り先の裁判所へ連絡をして事実かどうか把握しておくと良いでしょう。

裁判所へ問い合わせをした結果、この訴状が偽物であったと分かった場合は、そのまま無視をしていても何ら問題はありません。

しかし、これが本物であった場合は、2週間以内に異議を申し立てを行う必要があります。当然相手は架空請求をしているため、こちらが裁判で負けることはありません。仮に弁護士を付けた場合の費用も相手が負担することになります。

このようにネオ架空請求詐欺は、期限付きで法的な手続きを迫ってきます。仮に仕事で忙しいといった場合でこれをされたら本当に面倒ですし、手続きに着手するにもその第一歩を踏み出すのに億劫に感じてしまうのがリアルなところではないでしょうか。

だからといって、放置しておくと、理不尽にお金を支払わされますし、他にも被害者が続出したりと悪いことしかありません。

なので、裁判所から見知らぬ督促状が届いた場合は、「どうせ詐欺だから放置しておこう」というのは危険です。

まずは、その書類が本物であるかどうかを確認して、もしそうであった場合は速やかに然るべき対処をしておきたいところですね。

給付金詐欺

給付金詐欺

給付金詐欺は、新型コロナウイルス感染症に対する給付金制度を悪用した詐欺です。

手口としては、電話などで「○○区役所の職員です」など自治体職員を名乗り、「給付金が受けられるのでATMで受け取り手続きをして下さい」といったように話を持ち掛けます。

そしてATMに行って受け取りの指示を受けていたら、犯人側の口座にお金を振り込んでしまう形になるというのです。

当然給付金を受け取る際にATMで行われることはありません。

その他、給付金受け取り手続きの際に「手数料」といった名目で、お金を不当に受け取っては行方を暗ますといったパターンなどもあります。

こういった詐欺の場合は、自治体職員や警察官を名乗ってきたりするので、騙されることも十分にあり得るでしょう。

こうした電話などが合った場合に、少しでも不安に感じる用であれば、消費者ホットライン(188)や警察相談専用窓口(#9110)に相談してみるのがおすすめです。

その他ネットに関する最新詐欺

フリマアプリやオークションでの詐欺

ネットに関する最新詐欺

ネットやスマホの普及に伴い、最近急増している詐欺がこのフリマアプリやネットオークションにまつわるものです。

手口としては、高級ブランドものの時計などをこうしたサービスで落札したものの、送られてきた品が偽物であったというケースです。最悪の場合は商品そのものが送られて来ないことも。

ネットオークションは欲しいものが通常よりも安く購入できるというメリットがある一方で、こうしたトラブルに巻き込まれるリスクが付いて回るのがネックです。

このような詐欺に遭わないようにするためにも、事前にしっかりと出品者の評判などの情報を確かめ、信頼できるかどうかを吟味したうえで取引するようにしておきたいところですね。

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