今回は先月購入したコロナの窓エアコンを実際に使ってた体験談を交え、ネット上にあるレビュー(主にamazon)が嘘か本当かどうかの真相について、ここに書き記していきたいと思います。
コロナの窓エアコンを購入したいけれども、「やっぱり音は眠れないくらいうるさいのか?」「取り付けは本当に簡単なのか?」「実際良く効くのか?」「型番・暖房付きのものとの違いは何なのか?」などなど、疑問に感じているという場合は、ぜひ確認してみて下さい。
目次
コロナの窓エアコンの取り付けは簡単なのか?
結論
- ある程度力がある場合:それなりに簡単に取り付け可能
- そうでない場合:本体をフレームにはめ込む工程などでキツい可能性がある
本体をフレームにはめ込む時に上手くハマらない場合は、何度もやり直しをさせられる羽目になってしまいます。
それが何回も失敗するようなら当然時間を取られますし、相当な体力を消耗してしまうことにもなりかねません。
ちなみに、本体重量は20kg程度ですが、この本体には取っ手のようなものがありません。
つまり、普通に持ち上げたり移動させたりするのにも、かなりの労力を強いられるというわけです。
確かに、それなりに体力のある人であれば、簡単に取り付けられないこともないでしょう。
しかしながら、そうではない人の場合は、あまりすんなりとは行きづらいと感じますね。
ちなみにコロナの窓エアコンは「取り付け時間は30分程度」と書かれていますが、体力に自信がない場合や設置するための方法をしっかりと分かっていなければ、実際もう少しかかるのではないかと思いますね。
コロナの窓エアコンを取り付ける手順やコツは?
コロナの窓エアコンを取り付ける手順としては、大まかに下記の2ステップになります。
- まず本体を取り付けるための枠を窓に据え付ける
- その枠に対してエアコン本体をはめ込む
以下、それぞれの手順において、押さえておくと良いであろうコツなどについて詳しく紹介していきたいと思います。
1.まず本体を取り付けるための枠を窓に据え付ける
要は上の図のようなイメージです。(分かりにくかったらすいません)
基本的な手順としては
- 窓の立ち上がり部分に対して下から枠をはめ込む
- 枠の上部のアコーディオンパネルを伸ばして窓の立ち上がり部分の上部に据え付ける
- 枠の戸側パッキンの余計な部分は切る
こんな感じです。
その他状況によって、補助金具を付けるなりする必要が出てきたりしますが、いずれにしても据え付け方法としては上の図のようなイメージになります。
もちろん、説明書に書いていることなんですが、これが何か分かりにくかったんですよね。
個人的には最初から上記のような図を載せてもらえればすんなりと理解できたと感じたので、ここでは補足的にそうした絵を描いてみました。
2.取り付け枠に対してエアコン本体をはめ込む
説明書にも書いてある通り、大まかな手順としては
- 上で取り付けた枠の下部にエアコン本体の底部を乗せる形で取り付け
- 枠の上部にエアコン本体の上部を押し倒すような形で取り付け+ネジ留め
細かいことに関しては説明書を見れば分かると思います。
ただ、取り付ける前には「本体の底の凹部分の位置を確認しておく」とよりスムーズにハメ込むことができるかと思います。
本体は重たい上に取っ手などもなく、正直これだけでかなり疲れたので、ここはなるべく一発で決めておきたいところですね。
コロナの窓エアコンの音はうるさいのか?
最初などコンプレッサー起動時は少しうるさく、後は基本的に扇風機の強よりも少し音がする程度です。
レビュー上では
といった意見もあります。
確かにコンプレッサー(気体の温度を変化させる装置)が起動する際の音は、若干目立って音がします。
それでも、筆者が購入した2021年モデルでは、隣人から苦情が来たりするほどのレベルではありません。
せいぜい、冷蔵庫のコンプレッサーの音(たまに「ブーン」となる音)よりも大きい程度です。
また、このコンプレッサーの起動音がなっているのも、あくまで最初の5分程度だけです。それ以降は定期的に起動しますが、そうしたタイミング以外では基本的に扇風機の強よりも少し大きめ程度の音がするくらいでした。
コンプレッサー起動時に限って言えば、音に敏感な人にとっては多少厳しい部分があるのかもしれません。しかし、そうでなければ普通に眠れるかと思われます。在宅ワークをする際も特に気に障ったりすることもありませんね。
ちなみにレビューの中には、ものすごい駆動音を発しているケースがあったりします。
実際にその音を効いたのですが、ああいったのは恐らく初期不良などの例外的なケースだと思いますね。
ウインドウエアコンは壁掛けタイプに比べれば確かにうるさいですが、個人的には音がデカすぎて寝れなかったり、作業に集中できなかったりといったことはありませんでした。
コロナの窓エアコンの冷却性能。冷えないというのは本当か?
6畳ほどの自室で使用したところ、冷えないわけではないのですが、壁掛けエアコンのような即効性がないのは事実です。
冷えると感じるのに20~30分はかかる印象ですね。
正直、同じコロナの10年以上前の窓エアコンとさほど変わらないのではないかと思えるほどです。
あと、今のような真夏の時期で本格的に暑い場合、これだけじゃ少々不十分ですね。扇風機と併用しないと厳しいです。
静音性に関しては、当然新しく買ったものの方が抜群に良いわけですが、冷却性能(即効性)で目を見張るほどの進化を遂げているわけでもなさそうです。
ただ、性能が控えめなのか、温度調節機能が優れているのか、長時間かけても冷えすぎないのは、個人的に良いと感じました。
ちなみに、ウインドウエアコンの対応畳数は、一般的に4畳~8畳ほどだと言われているので、部屋が広い場合は要注意です!
コロナの窓エアコンの暖房兼用のものとの違いは?
今回私は、コロナの窓エアコンの暖房兼用タイプのものではなく、冷却専用モデルの方を購入したため、実際にこの2つのタイプで細かくどう違うのかについてはっきりとは言えません。
ただし、レビュー上で確認した限りでは、この両者の間には暖房性能があるかどうか以外の決定的な違いとして、「静音性」が異なるということが分かりました。
口コミ上では、「冷却専用モデルの方は静か」、そして「暖房兼用モデルの方はうるさい」といった意見が多かったです。
実際に暖房兼用モデルの音をレビュー上で聴いてみたのですが、やはりかなり気になるくらいの駆動音を鳴り響かせていました。セーフかアウトかで言うと、これはちょっと厳しいかなと。
ちなみに私は、このことを知るまでは「冷却専用モデルor暖房兼用モデル」で悩んでいたのですが、この評判を目の当たりにして冷却専用モデルにする決断に至ったというわけです。
コロナの窓エアコンの型番比較。新旧モデルでどの程度変わる?
コロナの窓エアコンの場合は、新旧モデル間での性能差(冷却性能・静音性・省エネ性など)は実はさほどありません。
「最新モデルなら断然高性能」という訳ではないので、製造年に関しては特にこだわる必要はないようです。
型番の違いは?
コロナの窓エアコンの型番は、CW1620やCWA1816などといったように表記されていますが、これらの意味は以下のようになります。
型番の要素 | 意味 | 具体的な意味 |
---|---|---|
冒頭のアルファベット | 搭載されている機能を表す | ・CW:基本性能のみ搭載 ・CWA:基本性能+換気機能+マイナスイオン発生機能が搭載 ・CWH:基本性能+暖房機能が搭載 |
数字(上2桁) | 冷房能力を表す | ・16:1.4kW(50Hz)/1.6kW(60Hz) (4~6畳向け) ・18:1.6kW(50Hz)/1.8kW(60Hz) (4.5~7畳向け) |
数字下2桁 | 製造年を表す | ・22:2022年に製造されたということ |
例えば、CW1620であれば、「基本性能(冷房)のみ搭載された、4~6畳向けの2020年モデル」ということになります。
求める機能や自室の広さから、自身にとって適したものを選びたいところですね。
コロナの窓エアコンの電気代は?
目安としては、1日6時間程度付けて1カ月で3,000円程度だとされています。
コロナの窓エアコンの掃除はどうすれば良い?
オープンパネルタイプならお手入れも楽々です。
具体的な手順は下記の通り
- まず表面のパネルを上に引っ張り上げて上部を外す
- 次に下の部分をを手前側に引っ張って下部を外す
あとは、フィルターを外して掃除するだけです。簡単ですね。
ただ奥まで掃除するとなると、分解掃除が必要になってきます。
分解掃除の方法はyoutubeなどでも上がっているので、そういったサイトでの動画を確認すればできないこともなさそうですね。
定期的に行えば寿命も延びるので、自信があればチャレンジしてみると良いかもしれません。
コメント