休んではいるけれども、「あまり疲れが取れていない気がする」「集中力が続かない」という場合は、雑念による脳疲労が原因である可能性が考えられます。
そこで今回は、そんな脳疲労の原因となりうる雑念の減らし方について紹介していきたいと思います。
目次
雑念が脳疲労の原因となりうる理由について
まず疲労というのは、疲労感という脳現象によるものだと言われています。
そしてこの疲労感の原因になるのが、無駄なことをあれこれ考えすぎること(雑念が大量にある)にあるといわれています。
脳疲労の原因となりうる雑念の減らし方
脳疲労の原因となりうる雑念の減らし方には主に下記の4つの方法があります。
- 断捨離を行う
- ジャーナリングを行う
- 雑念に名前を付ける
- 雑念に意味づけをしない
断捨離を行う
断捨離とは?
作家のやましたひでこが提唱し、商標登録している、不要な物を減らし、生活に調和をもたらそうとする思想。
(引用:ウィキペディア)
脳科学的に言えば、実は脳は過去に購入したものすべてを購入履歴として記録しているという説があります。
パソコンで言うキャッシュデータのような形で、購入したものがデータとして蓄積されていっているというのです。
そして、このデータ(購入したモノ)一個につき、一日辺りなんと0.01秒の雑念を生み出しているといわれているんですね。
コンピューターとも言われている脳。パソコンならデータが増えれば動作が重くなるわけですが、脳にもこれと同じようなことが言えるのだとか。
つまりモノが多ければ多いほど雑念が増えて、脳疲労が起きやすくなる、ひいては能力が下がるということに繋がります。
ちなみにこれは断捨離をした自身の経験からも、デタラメであるとは到底思えません。ものが多いければ多いほど散漫度が増していくという感覚は実感できます。
なので、使わないものに溢れていて「なんだか脳がいつも優れない」といった状態に陥っているのであれば、まずは少しでもいいので断捨離をしてモノを減らしてみると良いかもしれません。
ジャーナリングを行う
ジャーナリングというのは、今ある雑念をとりあえず1分などといった制限時間内に絶え間なく書き続けるというものです。
これは「書く瞑想」とも呼ばれており、これを行うことで雑念の断捨離に効果的であるとされています。
雑念に名前を付ける
雑念の減らし方のとして「その雑念と自分とを同一視しない」という方法も有効だとされています。
そしてこれをやりやすくさせるのが、湧いてきた雑念に名前を付けるというものです。(例:「この先の不安に関する雑念」など)
こうすることで、その雑念と自分とを切り離して考えることができるようになると言われています。
雑念に意味づけをしない
雑念に意味づけ(善悪の良しあしなど)をしてしまうと、それが頭の中に居座り続けてしまうことになりかねません。
そのため、雑念が浮かんだら意味づけすることなく、頭から離れるまでただただ傍観するのが望ましいとされています。
以上の方法を習慣化していくことで、雑念が蔓延りにくくなると言われています。
おわりに
今回は、脳疲労の原因となりうる雑念の減らし方について主に4つ紹介していきました。
個人的に最も効果があったのは「断捨離」ですね。
これについては、捨てるものによってはかなりの効果を実感できました。
その他の方法については、習慣化することでその恩恵がもたらされるのではないのかという印象です。
普段から感じている脳疲労の原因が雑念によるものではないかと疑われる場合は、一度これらの方法を試してみてはいかがでしょうか?
コメント