中古本は旬の書籍でも安く購入できるのが魅力的ですが、その一方で本の中にはイヤな臭いを発しているものがあったりします。
そこで今回は簡単にできる中古本のイヤな臭いを消す方法について紹介していきたいと思います!
目次
中古本のイヤな臭いを消す方法
簡単に中古本のイヤな臭いを消す方法としては、主に下記の方法があります。
- 消臭剤を使った臭いの消し方
- 重曹を使った臭いの消し方
- コーヒーの出がらしを使った臭いの消し方
- 消臭スプレーを使った臭いの消し方
消臭剤(無香)を使った臭いの消し方
中古本の臭いの消し方として、簡単お手軽にで来るのが無香の消臭剤を使う方法です。
やり方は簡単で、主に下記の手順で行うことができます。
- 大きめの袋などに、中古本と無香の消臭剤を入れて密閉させる
- 袋などの中に入った本をページが少し開いた状態で立てる
- 数日放置する
これだけでイヤな臭いを消すことができます。
数日置いてもダメなら一週間以上と更に長い時間置くことで更に消臭効果が期待されます。
ポイントは消臭剤を小口側(ページ側)に入れるということです。
臭いの程度にもよりますが、私の例では無視できないレベルの結構きつめの臭いだったので、それなりに効果があると思います。
重曹を使った臭いの消し方
中古本の臭いがタバコなどの臭いであれば、消臭剤の代わりに重曹を使うことでイヤな臭いを消してくれます。
やり方は上記の消臭剤を使った消し方と同様に、大きめの袋などの中に本と重曹を入れて放置するだけです。
このとき重曹に関しては、中身が出て粉まみれになるのを防ぐためにお茶パックやキッチンペーパーなどでくるんでおくと良いでしょう。
コーヒーの出がらしを使った臭いの消し方
コーヒーの出がらしでも中古本の臭いを消す効果があります。
やり方は消臭剤を使った消し方と同じように、大きめの袋などの中に本とコーヒーの出がらしを入れて放置します。
ただしコーヒーの出がらしの場合は、乾燥させておかないとカビが生える恐れがあるので、事前に乾燥させる必要があります。
乾燥させるには、コーヒーの出がらしをキッチンペーパーや新聞紙などのうえに広げて乾かすと良いでしょう。
ちなみに私はこの状態のまま、ストーブの近くで約半日で乾かしました。(カビが発生したり異臭がしたりすることはありませんでした)
乾かす工程が面倒ですが、普段からコーヒーを飲む場合に良いでしょう。
新聞紙+消臭スプレーを使った臭いの消し方
頑固な臭いの場合、少し手間がかかりますがこの方法が有効的です。
やり方の手順は下記の通りです。
- 本と同程度のサイズに切った新聞紙を5~10ページごとに1枚挟んでいく(臭いが強烈なら1ページごとに1枚が理想)
- 消臭スプレーをかけた新聞紙で、本をくるむ。(本がビショビショにならないように注意)
- 数日放置する
これでもダメな場合は、再度新しい新聞紙を本に挟みなおしてから、消臭スプレーをかけた新聞紙でくるみます。
中古本の臭いの消し方としてNGな方法とは?
中古本の臭いの消し方としてやってはいけないのが、他の香りでごまかすということです。これに関しては消臭されないばかりか、他の臭いを混ざることでかえってひどくなります。
また消臭スプレーを直接噴射させるのも、本がふやけてしまう原因になるため、やるとしても上記で紹介した方法のように新聞紙にかけてからくるむといったように、濡れるのを防ぐために間接的に施すようにすると良いでしょう。
濡れた本を元に戻すにはどうすればいいの?
直接消臭スプレーなどを使って濡れてしまい、本が波打った状態になってしまった場合、凍らせることで元通りにできます。
やり方としては、フリーザーバッグに本を入れて、ジップはせずに冷凍庫に入れます。
この時上から土鍋などで本を下敷き変わりにした状態で放置しておくことで、効果が期待されます。
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